趣味

2011年7月19日 (火)

おひさしぶりです

おひさしぶりです。

どーも僕です。

いやあ、1月からぜんぜん更新しないまま半年以上経っちゃったよ。

ひさしぶり過ぎて、もう書き方忘れたわ。

この半年もの時間が空いたわりには、釣りに行った訳でもないので、釣りの記事は書けません。

そこで、タイトルバナーに掲げているけど一度も登場していない、僕のバイクを紹介しようと思います。シーズン的にもいいしね。

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ドーン!!!我が愛車。

かれこれ7年ぐらい乗ってるYAMAHAのTW225てゆうバイクです。10年ぐらい前にキムタクがドラマの中で乗っていてブームになったやつ。ちなみにキムタクカラーはタンクが水色。

事故ったこともあるし、長く乗ってからいろいろメンテしながらだけど、毎日元気に走ってくれてます。

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所どころいじってあるけど、ロンスイにはしたくない。

これね、前のフェンダー(泥よけ)がないから、雨の日走ると地面の水が顔面にバシャバシャ飛んでくるのよ。だから天気予報はバッチリ見て雨の日は絶対乗りません。だったらフェンダーつけろよって話だけど、ついてない方がカッコイイんだもん。

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右ミラーは3年前事故った時から割れたまま。

警察の飲酒検問の時、ミラー割れたままでも特に何も言われなかったんだけど、これは「違反」?じゃないよね。。

街で右ミラーが割れたTWを見かけたら僕なんで声かけてください。

とまあ、今回はバイクの話をしてみました。たまにはいいでしょ?

これからも、幅広くいろんな話を書いていけたらいいなと思います。

よろしくどーぞ。

 

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2010年11月24日 (水)

玉置さんになりたい

僕は玉置さんの大ファンである。

玉置さんというのは、「デイリーポータルZ」や「@niftyつり」でライターをしている玉置 豊さんのことだ。

玉置 豊さんの書く記事は趣味の釣りを中心としたアウトドア全般をレポートしているものが多く、読んでいてとてもおもしろい。玉置さんのする釣りはもちろんのこと、そのほかの趣味、人柄、考え方、に惚れ込んでしまったのだ!

このブログを前から見てくれている人は解かると思うが、僕は玉置さんのことを勝手に『師匠』と呼び、崇めている。会った事もないのに。

このブログの中にも玉置さんの事を書いた記事もいくつかあり、ほとんどの記事に「玉置さん」という単語が出てくる。

まずは前に僕が玉置さんの事を書いた記事をご覧いただきたい。

過去に玉置さんの事を書いた記事

・「最近、海の手漕ぎボート釣りにハマってます(ほとんど師匠の話)

・「師匠

上記の記事の中でも書いたのだが、遂には、玉置さんにメールで「弟子にしてください!」とまで言ってしまったほどのリスペクトっぷりなのだ。会った事もないのに。

とにかく、それほどまでに憧れているという事だ。弟子にしてもらいたい!・・・というか、もう玉置さんになりたい!!

ということで、師匠である玉置さんに近づくために、自ら「玉置さん」になってみた。

 

第一章『ギンポを釣りたい』

玉置さん(以下「師匠」とさせていただく)になるには、今まで師匠がやってきたことを、僕も挑戦していくというのが一番の方法だと思ったので、今回は「デイリーポータルZ」で師匠がやってきたことを再現することにした。

始めに挑戦したのはこれだ!

江戸前天麩羅の高級ネタ、ギンポを釣りたい」(text by玉置さん)

この記事は師匠が、神奈川県の由比ヶ浜にある和賀江島というところに行って、石と石の隙間にいるニョロニョロの珍魚「ギンポ」を釣るというもの。

師匠の記事には、「ギンポはマグロの大トロをエサにして釣る」と書いてあったので、まずはスーパーでエサの大トロを調達しよう。

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いろいろあるが、肝心の大トロがない。中トロすらない。

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仕方ないのでこれにした。

潮の干満の差が大きい大潮の日の干潮時に和賀江島に出掛けた。

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立派な石碑がお出迎え。

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奥にある、一見ただの磯に見えるのが和賀江島。

この和賀江島は鎌倉時代に作られた港の遺跡。現存する築港遺跡としては日本最古のものでありとても貴重なのだ。一見ただの磯にしか見えないが、この大量の大きな石はすべて人の手によって運ばれ、一つひとつ積み上げられてできた人工の島なのである・・・ジーン。ギンポ釣りを抜きにしても、この遺跡に出会えてよかった。

大潮の日の干潮時だけ、潮が引いた砂浜から歩いて和賀江島まで行くことができる。

いざ和賀江島へ!出発っ!!!

・・・うわっつ!!!!!!!

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早くも転倒して流血。足と心が折れそうになった。       苔で滑るので気を付けよう。

いきなり、すっ転んでビショビショになったということはカッコ悪いので玉置さんには言わないでおこう。

ふー、なんとか島に辿り着いたぞ。

さっそくギンポ捕獲に取りかかるとするか。

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師匠は針金ハンガーで作った釣り竿だったが、僕は園芸用の支柱を竿にして、エサは昨日買った普通のマグロだ。

いそうな石の隙間に仕掛けを投入!

どの石の隙間もいそうに見えるぜ。

おっ!早くもなんかきたぞ!

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最初の獲物はアカオビシマハゼでしたー。

おおっ!またきた!

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ドロメだった。どアップで撮っちゃったから大きく見えるが、実際は10cmぐらい。

何かしら釣れてくるので、おもしろいのだが肝心のギンポが釣れてこない。

とか言っていると・・・

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ドーン!カニかよっ!でもカッコイイから良し。イシガニというやつ。しっかり口に掛かっているね。

さらには・・・

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なんじゃこりゃー!!クモヒトデ!これがまた、いっぱい釣れてくるのよ。

くそう。さっきは、どの石の隙間もいそうに見えたのに、だんだん、どの隙間にもいないんじゃないかと思えてきた。

なんだか卑屈になってきたので、休憩して昼ごはんでも食べることにした。

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師匠といえばこれ、ナイススティック。撮り方も師匠っぽい。僕もこれ大好きです。

師匠の好きなスティック系のパンを食べて、ゲンを担いだところで釣りを再開。

すると、ほどなくして何かが掛かった!

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やったー!!ギンポ、ゲットだぜ!!

ついに釣れた!!

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右のやつの顔は疲れているが、ギンポの活きはいいぞ。

いいポイントに巡り合えたのか、師匠のお導きなのか、その後はポツポツと釣れだした。流れ的には師匠と同じ感じだ。

結局、ギンポは合計4匹釣れたあたりで潮が満ちてきたので、浜に戻れなくなる前に終了することに。ちなみに師匠は7匹も釣っています。さすが師匠!

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ギンポ以外の魚もヌルヌル系なので、全部同じに見えるね。

帰って、さっそくギンポの調理を開始。

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今日の獲物たちぜよ。

僕はこういうニョロニョロ系の魚を捌くのは今回が初めてだったので苦戦したが、どうにかギンポの天麩羅が完成!

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ギンポの天麩羅・・・シーン。                ちなみに、イシガニはみそ汁にしました。

天麩羅が下手過ぎて、唐揚げっぽくなってしまった。師匠は料理もうまいし、写真もきれいなんだよなあ。そういうところも尊敬しています。

さあ、今回は目標のギンポも釣る事ができたし、少しは師匠に近付けたんじゃないだろうか・・・・・いや、まだまだだな。

さらなる修行が必要だ・・・ん?

「玉置になりたいのならば、あの地にゆくがよい。」

ドラクエの城にいる王様が出てきた。

何だかよく解からないが、

そういう訳で・・・

 

第二章『遥かなる干潟』

ドラクエⅣだったら第二章は、おてんば姫の話なのだが、これはドラクエⅣじゃないので続きを書きます。

師匠を語るうえで欠かすことのできないのが、「あの地」。そう「干潟」だ!玉置さんといったら干潟、干潟といったら玉置さんなのだ!

師匠は干潟でさまざまな生き物に出会い、それらを捕まえてきたのだ。これは僕も挑戦せねば!

という訳で、選んだのが、

穴に塩を入れてマテ貝を捕まえる」(text by玉置さん)

この記事は、師匠が干潟に行って「マテ貝」という縦長で棒状の二枚貝を塩を使って捕まえるというもの。

さらにもう一つ!

マジャク(アナジャコ)釣り大会にいってきた」(text by玉置さん)

これは、師匠が干潟の本場である有明海まで行って、「アナジャコ」を捕まえる大会に出場したという記事。有明海ではアナジャコのことを「マジャク」と呼ぶらしい。

この2つの記事をいっぺんに達成してしまおうというのが目標。気合いだー!!!

さっそく、東京湾の三番瀬に合流する江戸川河口の干潟に向かった。

第一章に引き続いて、またしても大潮の干潮時にしか行くことのできない場所である。大潮の日というのは周期的に約2週間に一度(3~4日間)しかまわってこないため、ここでミスったり、雨が降ったりしてダメになるとまた2週間後ということになってしまうので失敗は許されないのだ!

ともかく干潟に到着。

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やったるどー!!!!!!!

まずは河口寄りの場所でアナジャコを捕ることに。

師匠の記事を見ていただければわかるのだが、このアナジャコ捕り、おもしろいのが、なんと小学校の習字で使う毛筆の筆を巣穴に挿して行うというところ。初めてこれを知った時、衝撃的だったのと同時にいつか絶対やってみたいと心に決めた。

では、毛筆の筆でどうやって捕まえるかというと、巣穴に筆を挿すとどうやら中にいるアナジャコは自分の巣穴に毛むくじゃらの敵が入ってきたと思い、穴の入口まで筆を押し返してくるので穴から顔を出したアナジャコの爪を素早くつかんで引っ張り出すというものだそうだ。

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見づらい写真だが、ここに見える穴はすべてアナジャコの穴。前に書いた記事のセミの幼虫の穴みたいだね。

さっそく実戦してみよう。師匠の記事の見よう見まねでアナジャコの巣穴に筆を挿してしばらく待つ。

・・・・いくら待っても筆が押し上がってこない。

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シーン・・・・5分経過。

場所を変えようかと思ったその時!

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あっっ!!!!!出てきた!ひとつ前の写真と比べると左から3番目の筆が少し出てきているのがわかるだろうか?

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ようし、その調子だ。そのまま穴の入口まで、出てこいやっ!!!

よし、見えたぜ・・・今だっっ!!!!!!!

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今だっっ!!!!!ガシッ!!つかんだぞ!あとはアナジャコとの力比べって訳だな!

ヌオォォォォオォォォーーー!!!!!!!!!!

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シーン。

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巣穴の入口まで出てきたアナジャコ。

その後もポツポツと筆は押し上げられるものの入口まで出てきてくれない。そうしている間にも時間は刻々と過ぎていく・・・

ハッ!!アナジャコ捕りに夢中になりすぎて満潮時間のことをすっかり忘れていた!

そう、干潟で何か捕るとき(潮干狩りや和賀江島もそう)は潮が引き始めて、また満ちてくるまで数時間しかないので時間が限られているのだ。

いつまでもアナジャコに熱中してるとマテ貝を捕る時間がなくなる!潮が満ちてきたらおしまいだ。

悔しいがアナジャコ捕りはここで諦めて、マテ貝捕りに移ります。

今までいたアナジャコのポイントでは、掘っても掘ってもマテ貝どころか他の貝すらも見当たらない。

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何もいないなあ。                         いたっ!!!!!・・・ゴルフボールかーい!

もう少し海の方まで場所移動してみた。

試しに少し掘ってみた。すると、表面を軽く掘っただけなのにアサリがザクザクでてくる!

『干潟では、少し場所が違うだけで捕れる生き物も違う』(師匠の名言より)

師匠が言った通りだ!勉強になります!

こりゃマテ貝も期待できそうだぜ!

マテ貝がいる砂の上には水管を出す穴が空いている。その穴に塩(普通の食塩)を入れると驚いて飛び出してくるので、その瞬間に素早くつかんで捕まえるのだ。つかんで引きずり出すという強引さはアナジャコの捕り方と同じ。

という訳で、また師匠の見よう見まねでマテ貝捕りにトライ。

干潟の砂の上にはたくさんの穴が空いていてどれがマテ貝の穴か判らなかったが、手当たり次第に塩をかけてみた。

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これはマテ貝の穴なのか?

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まずは、「ここだ!」と思ったところの表面の砂をスコップなんかで削ぎ取る。

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そして、表面のデコボコが取られて、きれいに現れた穴に塩をかける。

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すると、中にいるマテ貝は驚いて顔を出す。

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顔を出した瞬間に、サッと素早く捕まえる。ここまでくればもう一安心。

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あとはスルッと引き抜くだけだ。

やったー!!捕ったどー!!!

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初マテ貝に歓喜の表情。

アナジャコとは違って、以外にもあっさりと捕る事ができた。その後もホイホイ捕れておもしろい。時間も忘れてマテ貝捕りに・・・・ハッツ!!!!!

気付くともう水際がもう手の届くところまで迫っていた。またしても潮が満ちてくることを忘れていたよ。

といったところで干潟での修行は終わり。

アナジャコは捕れなかったけど、マテ貝はたくさん捕れたぞ。さあ、帰って獲物の調理だ。

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本日の獲物は、大量のマテ貝と、いろんな貝です。

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マテ貝は全部、白ワイン蒸しに。

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シオフキは炊き込みご飯に。                        アサリはみそ汁に。

晩ごはんは貝づくし。最高だった。

今日は、アナジャコは捕る事ができなかったのは悔しいけど、マテ貝はたくさん捕れたので満足だ・・・と言いたいところだが、本当はやりたいことがまだまだあった。

それは、

江戸前オオアサリ(ホンビノス貝)を捕ってきた」(text by玉置さん)

の「ホンビノス貝」と、

干潟の帝王、オオノガイを捕りたい」(text by玉置さん)

の「オオノ貝」、

あわよくば、この2種も含めた全4種類、師匠と熱きバトルを繰り広げてきた歴戦の干潟モンスターたちを一網打尽にしてやりたかった・・・・ちきしょう。

結局4種類のうち、たった1種類しか捕る事ができなかったので、自分的には納得のいかない結果になった。

まだまだ修行が足りないようだ・・・くそう!どうしたらいいんだ!

「仕方ないのう、あとは幻のウナギを手に入れるよりほか手はなかろう。」

またドラクエの城にいる王様が出てきた。

またしてもよく解からないが、

王様がこう言ってるんで・・・

 

最終章『幻のウナギ』

あの、最終章だからといって、デスピサロは出てきませんので。

師匠はウナギ釣りのベテランで、釣ったウナギをペットとして飼っているし、ウナギを捌くための「ウナギ裂き」という専用の包丁も持っているぐらいだ。師匠になるためにはウナギ釣りは外せないぞ。

ということで、

2006年のウナギ釣りを振り返る」(text by玉置さん)

この記事は過去を振り返っているものなので、この記事に挑戦するというか、師匠が大好きなウナギ釣りを僕もやって、見事釣り上げて、自分で捌いて食べるというのが目標。

ウナギ釣りは初めてなので、まずはウナギの仕掛けや針を買いに上州屋へ。

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何時間でも居られるコンフォートゾーン。

基本的にウナギは夜行性で、暗くなってからじゃないと活動しない。なので夕方から出掛けた。今回、行った場所は自宅から近い多摩川だ。いつも師匠がウナギ釣りをする川とは違うがこの川にもウナギはいるだろう。

多摩川の河口に比較的近い下流(川崎のあたり)に行ってみた。

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広くて釣りがしやすそうで、いい所だ。気に入ったよ。

到着して、仕掛けの準備し、それを川に投入してすぐのこと。

突然の豪雨。

仕方ないので高架下に入って釣りを続けた。

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さっきまで、夕日が出てたのに、急にザーザー降りになっちゃったよ。

厄介な雨だな・・・ん?まてよ、たしかウナギは川の水が澄んでいるよりも、雨が降った後なんかの濁っているときの方が釣れるって師匠が言っていたような気がするぞ。

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シーン。

結局、アタリ一つなく終了。

これではあまりにも情けないので、後日リベンジすることにした。

2回目のウナギ釣りに向かったのは、前回と同じ多摩川だが、前回よりもさらに自宅から近い中流(登戸のあたり)だ。さっそく釣りを始めよう。仕掛けを投入。

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またしても雲行きが怪しい。頼む、降らないで。

実は今回はもう一つおもしろいものを用意してきたのだ。

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ペットボトル仕掛け「初号機」!

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ペットボトル仕掛け「弐号機」!

ペットボトルでウナギを釣りたい」(text by玉置さん)

そう!どうせならこれもやってみようと思って、作ってきたのだ。

このペットボトル仕掛け、ボトルの胴体にラインを30メートルほど巻いて、その先にウナギ釣りの仕掛けを付けて、その仕掛けを手で川に投げ込むという物なのだが、ボトルに水を3分の2ほど入れて立てておけばウナギが掛かった時、バタンと倒れて釣れた事を知らせてくれる優れものなのだ。釣れたらまたラインをペットボトルに巻いて回収すればいい。要するに釣り竿とリールが一体化した高性能エコ釣り具という訳だ。

さあ、どの仕掛けでもいいから掛かってくれ!

すると、

「リンリンリンリンリンリンッ・・・・!!!!」

最初に投げた竿の先端に付けた鈴が鳴り響いた!

何かが掛かったのだ!

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アタリがあると振動で鈴が鳴るという原始的なもの。結構、気に入ってる。

リールを巻いてみるとズッシリと重く、何かが掛かっていることは確かなのだが、激しく暴れるようなこともなくジワジワと引き寄せられている。

流木でも引っ掛かったかな?それともウナギってこういう釣りごたえなのか?とか思いながらリールを巻いていく。

ようやく取り込んだその物体の正体は・・・

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ドーン!また恐い顔して。

そうか、こいつか。重いわけだ。

スッポンから針を外し、川に帰してやって、ひと息ついたのもつかの間、今度はペットボトルの仕掛けが「バタンッ!」「バタンッッ!」とたて続けに2つとも倒れた。

ペットボトルの方にも何かが釣れたという事だ!

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初号機、完全に沈黙!                         アスカーーーー!!!

慌てて初号機のアンビリカルケーブルいや、ラインをたぐり寄せる!

何だ!?何が釣れたんだ!?

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またスッポンかよ!

くっそ!じゃあ、こっちは何だ!?

弐号機の方もラインをたぐり寄せる。

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はい、またスッポンー。岸壁が高いから取り込むのが大変だ。

まさかの3連続スッポン。ハットトリックか!!・・・ちくしょう。

ちょっと来る時間が早すぎたのか、このポイントが悪いのか・・・いや腕が悪いのだ。

暗くなるまで少し待ってみることにした。

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スッポンを見に来たおじさん。            よく見ると黒い点々があるのだが、全部コウモリ。

さて、辺りも暗くなってきたことだし、釣りを再開するか。

釣り竿2本、ペットボトル仕掛け2本をセットしてアタリをじっと待つ。

ウナギ釣りとはこういうもので、むこう任せでこちらはただただ待つのみらしい。

退屈なのでその辺をブラブラしてみよう。

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カッパもいるようだ。                  心霊っぽいが、ファミリーで花火を楽しんでいるだけ。

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ウナギがエサを食わない代わりに自分がメシを食う。

そういえば、僕は玉置さんに憧れて「玉置さんになりたい」というこの記事を今書いているのだが、実は師匠も憧れている人がいて、その人のことを記事にしているのだ。

それがこの記事、

さかなクンになりたい」(text by玉置さん)

そう!あの「さかなクン」だ。彼の魚の知識はとてつもない、最高の魚博士だ。僕もさかなクンには憧れているが、師匠も憧れているとは・・・・ん?師匠が憧れているという事は、師匠の師匠・・・ということはさかなクンは僕にとって大師匠か!

・・・「バタンッ!!!!」

そんな話をしている間に、ペットボトル仕掛け弐号機に何かが掛かった!

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このラインの先に、何が掛かっているのか・・・ワクワクするぜ!

引っ張ってみると、スッポンのようなズシッとした重さは無く、魚っぽい引きがある。

ワクワクしながらたぐり寄せてみると、

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やったー!!!!やっと釣れた!

小さいけどちゃんとしたウナギが釣れた!うれしい。

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かわいいやつだ。釣れてくれてありがとう。

ウナギが暴れるので仕掛けがグシャグシャになって使い物にならなくなったが、ウナギが釣れたうれしさで浮かれていて腹が立たなかった・・・・幻だということも知らずに・・・

さあ!続けてどんどんこい!

「バタンッ!」

お、きたっ!

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ニゴイの小さいやつでした。

「リンリンリンッッ!!」

おお!またきた!

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マハゼ。こんな中流域にまで昇ってくるのか。

ウナギじゃなかったが、スッポンでもなかったのでよし。

・・・それからは小さいニゴイがもう一匹釣れただけで、大きなアタリもなく、エサが無くなったので終了することに。

よし、帰るか。それにしても、ウナギが一匹でも釣れただけよかった。

釣った魚たちを入れたバケツを見てみると・・・

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あれ?

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え?あれ?

・・・・・いない。

ウナギとニゴイ一匹はバケツから飛び出して逃げていた・・・

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放心状態である。

「幻のウナギ」ってこのことか・・・・・。

調べてみたら、バケツに入れたウナギはよく逃げるそうです。ウナギ釣りをする時はバケツにフタをしましょう。

ウナギは釣ったがそれを食べることができなかったので、代わりにスーパーで買ったウナギのかば焼きを食べることにした。

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ピャー!!や、安い!                         うまそうだ。くそう。   

実は後日、悔しいのでもう一度同じ場所に行ったのだが、ニゴイ一匹しか釣れなかった。

これも完全達成はできなかった。くそう・・・・

・・・あれ?王様がいないぞ。おーい。

あ、いたいた。おーい王様ー。

「返事がない、ただのしかばねのようだ・・・」

 

まとめ

結局、全三章のうち第一章しか完全な達成はできなかった。

だが僕は、「玉置さんになりたい」という理由で無理やりに、これらの記事に挑戦した訳ではなく、純粋に「おもしろそうだ」「やってみたい」と思ったからやったのだ。こうして記事にしなかったとしてもやっていただろう。全ての挑戦が、とにかく楽しかったので、結果はどうあれとても満足しています。

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玉置さん、おもしろい記事をいつもありがとうございます。

そして、『玉置さんになる』という大目標はありましたが、玉置さんがやってきたことを、自分が実際に挑戦をしてみて、玉置さんの気持ちも理解できたし、きっと共感できると思います。それは充分、玉置さんに近付けたということではないでしょうか。

これからも玉置さん目指して頑張るぞー!

よろしくどーぞ。

 

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2010年9月14日 (火)

網戸でセミを羽化させる

もう、外を歩いてもツクツクボウシの声しか聞こえない。

セミの季節、夏も終わりだということだ。

昔はよくセミ捕りに出掛けたもんだ。父が虫捕り網の棒の部分に別の棒を継ぎ足して長くしてくれて、アブラゼミやミンミンゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシなんかを捕りまくった。

夏休みの自由研究で「昆虫採集」とかいって、プラスチックの箱の中にセミを何匹も針で刺して留めて標本を作ったことがあるのだが、提出して、教室に展示されてから3日ぐらい経った時、クラス内で謎の異臭騒ぎが起こって、つきとめられた異臭源は僕のセミ標本だったという苦い、いや臭い思い出がある。

昆虫はみんな好きだが、中でもやっぱりセミが一番好きだ。あの顔がたまらない。目はかわいくて、口や足は強そうで、体は結構ゴツいくせに機敏に飛び廻る。とにかく全体のフォルムがかっこいい。

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アブラゼミ。一番よく見かけるやつだ。「ジジジジジ・・・」という鳴き声が油で揚げているような音に聞こえることから「アブラゼミ」という名前がついたそうだ。

 

出会いは突然に

ある夜、晩ごはんにラーメンでも食べに行くか、と歩いて近所のラーメン屋に向かっているとき、ふと団地の遊歩道に目をやると・・・

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あっっ!!!!!!

辺りを見廻してみると・・・

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わっ!!!セミの幼虫だ!成虫以上にかわいい!ノソノソ地面を歩いている。

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あっ!木に登ろうとしてる!                     おっ!こんなところにも!

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お!またいた・・・カナブンかよっ!               こんなところで始めちゃったか。

いるわいるわ!羽化を控えたセミの幼虫たちが一斉に土の中から出てきていた。

うわあ、すごい。このまま、ずーっと羽化の様子を見ていたいなあ。

・・・そうだ!このセミの幼虫を持って帰って、家で羽化させて、じっくり観察しよう!

あ、ラーメン食べに行く途中だった。まずは、さっさとラーメン食べてきちゃおう!

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ここのラーメンはすごいウマいんだけど、この時はセミの幼虫の事で頭がいっぱいだったのでラーメンの味なんて覚えてない。

チャチャっとラーメンを食べ終えて、幼虫捕獲に向かった。

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かわいいやつだ。

アブラゼミの幼虫しか見当たらなかったが、2匹捕まえて、急いで家に持って帰った。勢いで持って帰ってきたはいいが、どうしようこれ。興奮してて何も考えてなかった。

小さい頃に、法事かなんかで、電車で三浦半島まで行った時、帰りに三浦海岸で珍しいカニを見つけて興奮して、何も考えずに拾った空き缶に海水と一緒に入れて持って帰ったことを思い出した。結局、その缶ごと電車に忘れてきたんだよね。

話が反れたが、同時にこんなことも思い出した。

父が子供の頃、夕方、セミの幼虫が家の網戸に登ってきてそのまま羽化を始めたのを観察したことがあるという話だ。

それだっっ!!!!

それを網戸の内側で再現しよう!

 

網戸で脱皮がはじまる

まずは、セミの幼虫の生態を説明しておこう。

セミの幼虫は、若いうちは体の色が白く、目も退化しているが、地中で長い歳月を過ごした終齢幼虫になると、体の色が茶色くなり大きくて白い目(複眼)ができる。さらに時を経て羽化を待つ時期になると、体を包む殻の下に成虫の体ができてきて、目(複眼)も成虫と同じように黒くなる。

羽化を間近に控えた幼虫は、天気の良い日の夕方、羽化するために地中から這い出てきて近くの木に登りだす。そして夜、暗くなったら木の幹や葉に爪をしっかりと引っ掛けて羽化を始めるのだ。

トンボやチョウなど他の羽のある昆虫たちもみんな同じだが、夜間に羽化するのは、体や羽が乾いてしっかりするまで長時間動かずにじっとしておかなければならないので、無防備なその間にアリやハチ、カマキリなどの外敵に襲われる危険性を減らすためだ。朝になり外敵たちが活動を始める頃にはもう飛び立てる状態にしてしまうという訳だ。素晴らしい自然の知恵だ。

話が長くなってしまったが、それでは電気を消して、羽化の準備が整うのを待ちましょう。セミの羽化を生で見るのは初めてだ。わくわく。

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1匹目、目が黒い。「志村」と名付けよう。

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2匹目。こっちは目が茶色いので「加藤」と名付けた。同じアブラゼミでも個体によって色や大きさなどには違いがある。

この幼虫たちを間近で見てよく解かったのだが、家にあった抜け殻と比べて、ふたまわりぐらい大きいのである。それは、この殻の中に成虫の大きな体と羽がギュウギュウに詰め込まれているので、限界まで殻(外皮)が伸びきっているからだ。もう羽化直前の幼虫は外皮がはち切れる寸前だという事だ。

網戸に捉まらせると、はじめは右へ行ったり左へ行ったりウロウロしていたが、しばらくすると、落ち着いたのかピタリと止まった。

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2匹はこの位置で落ち着いたようだ。この人間ももう少し落ち着いてほしいものだ。ちなみに下が目が黒い方の「志村」、上にいるのが目が茶色い方の「加藤」だ。今回は、下にいる「志村」の羽化を軸に観察していくとしよう。

6本の脚の爪を網の目にしっかりと引っ掛けて小刻みに体を動かしている。なんだか、踏ん張っているというか、力を入れているというか。頑張っているのが伝わってくる。もうすぐ出てきそうだ!

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おっ!!きた!!背中の部分から割れてきた!「志村」の方の羽化が先に始まった。

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どんどん割れ目が広がっていく。                 頭が出てきそうだ!がんばれ!

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出たー!!!!!!

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イエス!!!!もう感動してしまった。今度は脚だ!がんばれ!

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志村ー!!!後ろー!

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目がかわいい志村。                       上半身が出たら、全部の脚を出す。

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よし!無事に脚も全て出たな。羽も縮こまっている。

この時点で網戸に捉まっている脚はもう殻だけなので、初めにしっかりと爪を引っ掛けておかないと、上の写真のようにかなり後ろに体重をかける体勢に入った時に爪が外れて下に落ちてしまうのだ。この体勢の後も基本的には最後まで自分の抜け殻に捉まって羽化が進むので、初めの爪を引っ掛ける作業がすべてと言ってもいいぐらい重要なのだ!

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そうこうしてる間に、上にいる「加藤」の羽化もはじまった。

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落ちそうなぐらい反り返って、隅々まで殻から抜ける。このまま脚が乾いて堅くなるまでしばらくこの体勢。それにしてもすごい体勢だ。

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しばらくして脚が乾いて堅くなると、ひとつ前に写真にある宙吊り状態から一気に起き上がって、自分の抜け殻にしがみつく。この時のセミの腹筋はオリバ並み。

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抜け殻にしっかりとしがみつくと、最後に殻の中に残ったお尻の部分を出して、脱皮は終了。

これでひと段落ついた訳だが、ここからが長い。この後は羽が伸びきるのを待って、その羽と体全体が乾いて堅くなるまでただひたすら抜け殻に捉まっているのだ。

自然界だとその時間帯に外敵に襲われたら一巻の終わりだが、「志村」と「加藤」は室内での羽化なのでその点は、だいじょぶだぁ。

 

羽を乾かし堅固なる体を手に入れろ

ここからは羽が伸びきり、羽と体全体が乾いて堅くなるまでただひたすら待つのみだ。

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まだ羽はグシャグシャに丸めこまれている。これが真っ直ぐにピンと伸びるかと思うとすごい。

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お!羽がみるみる広がっていく!すごいすごい!志村すごい!

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ジャーン!!!あっという間に羽は伸びきった。よくがんばった!いやあ、それにしても美しい。脱皮したての体は真っ白で、筋の部分はエメラルドグリーン。とても綺麗だ。志村は美しいのだ。

その頃、目の茶色い「加藤」は・・・

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おー、加藤も無事、脱皮は終えたようだね。殻から出てもやっぱり目の色は茶色いね、加藤だから。

ほっ。これで2匹とも最大の難所は越えたという訳だ。一安心。出産を見守るお父さんの気持ちってこんな感じなんじゃないだろうか?

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この部屋エアコンないから、お父さん汗だくだよ。

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目がかわいい、わが子たち。

さあここからは体と、アブラゼミ特有の斑模様の羽に色が入っていく様子をご覧いただこう。

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羽が先まで真っ直ぐ伸びると、今まで乾きやすいように少し広げていた羽を体に密着させるようにきちんと閉じて、完全にいつも見ている「セミ」の格好になった。志村はコンパクトかつシャープになった。

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かなり時間を縮めているので、こうやって見ると変化が解りやすい。

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真っ白だった体が、時間とともに、このようにすっかり褐色になってしまった。

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こちらは加藤。あらためて前の写真の志村と比べてみても目の色が全然違うのがおもしろい。

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あ、カメムシが飛んできた。                    無事にここまで辿り着けてよかった。

あとは朝までしっかりと体を乾かして、飛び立つ心の準備をするだけだぞ。

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イェーイ!楽しそうにはしゃいでいるが、元気と記憶があるのもここまで・・・

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シーン。

目覚めるとカトちゃんケンちゃんは、いやセミたちは部屋の中を飛び廻っていた。

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捕まえ・・た・・・zzzzZZ・・・・

網戸の外側に捉まらせてみるとすぐに飛んでいった。

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じゃあな。たくさん鳴くんだぞ。さようなら・・・ジーン。

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セミたちは飛び立っていった。網戸にはポツンと抜け殻だけが残されていた。僕の心も空っぽの抜け殻になってしまった。

悲しい気持ちを振り払うために、外に出ることにした。

 

セミたちの楽園へ

僕の家の近くには大きな団地があって、草や木がたくさん生えている。緑が多いので昆虫たちにはいい棲み場所だろう。中でもこの団地に面した遊歩道はセミにとって最高の棲みかだ。

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ここを夜通りかかった時に、幼虫を見つけた。

ここは大きな木がたくさん生えているので、地中にも根が張り巡らされている。セミの幼虫は土の中でそういった木の根から養分を吸収しているのである。

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これが遊歩道の地面。わかるだろうか、この無数に空いている穴は、全てセミの幼虫が羽化するために這い出てきた穴なのだ。唖然。

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すぐ隣の花壇のようなところには、逆にセミの気配がまったくない。

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抜け殻もそこらじゅうにあった。

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美しいフォルム。                           そんな枝の先端までよくいったなあ。

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成虫たちも元気に鳴いていたよ。                   カマキリの抜け殻も拾った。

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あ、コクワガタだ。メス。                        トカゲは何匹も見かけたよ。

アブラゼミとミンミンゼミの幼虫はとても似ていて区別しづらい。見分けるポイントは、触角だ。抜け殻で見てみよう。

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これはうちで羽化したアブラゼミの抜け殻。触角の付け根の部分を第1節目とすると、第2節目よりも第3節目の方が長いのがわかるだろうか。

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こちらは外でとってきたミンミンゼミの抜け殻。アブラゼミと違って触角の第2節目と第3節目の長さが同じ。

このように触角の第3節目が第2節目の1.5倍の長さだったらアブラゼミ、第3節目が第2節目と同じ長さだったらミンミンゼミだと判別することができる。

そういえば、セミの抜け殻の内側から出ている白い糸みたいなものは何なんだろう。今まで特に気にも留めなかったが、抜け殻をじっくり見ていて疑問に思った。

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うちで羽化した2匹のアブラゼミの抜け殻。殻の割れ目から白い糸状のものが出ている。

調べてみたら、セミは脱皮して羽化する時、体の外側(表面)にあたる部分は細部まで全て脱ぎ捨てるのだが、どうやら、体の側面部分に気門(きもん)と呼ばれる呼吸をするための穴(気管)があって、その管の内側も体の外側(表面)と同じ組織で構成されているので、気管の内側まで脱ぎ捨てているのである。その管の内側の皮が白い糸の正体のだ。また気門だけでなく、同じように口や肛門の内側まで脱皮しているみたいだ。すさまじい。

つまり例えて言うと、長袖のTシャツなんかを脱ぐ時、乱暴に脱ぐと裏返って、袖の先まで全部裏返しになってしまう事ありますよね。そういう感じに脱皮しているという事。

だが、それらは全て大事な器官なので脱皮に失敗して命を落とす個体もいるようだ。成虫になるという事、それはとても大変な事なのだ。

 

心残り

「志村」と「加藤」の抜け殻を見ながら思い返していた。

初めて見たセミの羽化、素晴らしかった。感動した。うん、たしかに素晴らしかったのだが、なんかモヤモヤとした心残りがある気がする・・・・・

・・・2匹ともアブラゼミだったからだ。

別のセミの羽化も見てみたい・・・できれば羽が透明なセミの。

前回、アブラゼミの羽化を観察したのが7月の末。今は8月の中頃。そろそろツクツクボウシが出てくる頃じゃないか!こうなったらツクツクボウシの羽化も見てみたい!

ということで、ツクツクボウシの幼虫探しが始まった。

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違う!これはアブラゼミだ。                           これも違う!

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うわっつ!!違うちがーう!!!!                          ・・・シーン。

くっそ!なかなか見つからないぜ!

冷静になって、セミの幼虫の気持ちになって考えてみよう。

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セミの幼虫の気持ちになって、登ってみた・・・

あっ!!!!!

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見つかった!!!!!

前回は急遽、羽化の観察をすることになったので、テンパってデジカメの電池が切れたり、途中、睡魔にやられて夢の国にいってしまったりしたので、今回は前回の反省を生かして、完璧な「セミの羽化密着24時」を・・・いや「密着8時」ぐらいか。いやどっちでもいい、とにかくツクツクボウシの羽化をちゃんと観察します。

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アブラゼミの幼虫と比べると体の細さは半分ぐらいしかない。小さくてかわいいやつだ。

 

ツクツクボウシの羽化

でもなんだか、アブラゼミの羽化もツクツクボウシの羽化も写真が同じに見えるので、一気にダイジェストでお送りしたいと思います。前回忘れていた時間経過も今回はいれておきました。

それではどうぞ。

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22:25、この場所で腰を据えた。                     お!背中が割れはじめたぞ。

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開始から約15分で頭を出そうというところ。                よ-し!出たぞ!

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がんばれ、がんばれ!!!!それにしてもかわいいやつだ。

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20分で上半身は全て出た。かなりのハイペースだ!         よし!脚も出たぞ。

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そして・・・出た!この体勢!何度見ても驚愕だわ。脚を乾かして捉まれるようにする。

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開始から約30分経過。                        腹筋を使って起き上がる。ぬんっ!!!!

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ほっ、無事に難所を越えたか・・・・じーん。

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ここまでで約40分、アブラゼミより格段に早い。                     イエス!!!!!

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隣にアブラゼミの抜け殻をつけてみた。大きさの違いが判るね。

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羽が伸びきった。アブラゼミと違い、透明できれいだ。

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開始から約50分経過。                     羽が充分乾いたのか、きちっと閉じる。

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この完全な「セミ」の形になるまで、ちょうど1時間。前回は時間は見ていなかったが、今回はとても早く感じる。小さいのと、羽も薄いのかも知れない、そのおかげできっと早く乾くのだろう。

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開始から約3時間経過。                   羽は完全に透明になり、体も黒くなってきた。

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それからさらに4時間後・・・・                5:00をまわった頃、天井のあたりに飛び移った。

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飛ぶ事が出来るようになったことだし、ここで羽化観察は終了。外に逃がしてやるとしよう。

結局、ツクツクボウシは網戸に捉まってから約7時間で羽化を終え、飛べるようになるという事がわかった。

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左がアブラゼミで右がツクツクボウシ。こんなに大きさが違うのだ。

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壁から捕まえて、また網戸に捉まらせた。胴体の大きさは500円玉ぐらいしかないんだね。

別れの時がきた。

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達者でな・・・ぐすん。                              バイバーイ!

これで、セミの羽化の観察は終わった。ツクツクボウシの羽化も見る事ができたし、悔いはない。あー楽しかった。

 

まとめ

一般的に「セミは短命」だとか言われているが、それは、成虫が1週間~2週間で死んでしまうというのが理由なのだが、セミの一生で考えると、一番よく見るアブラゼミでは幼虫時代に6年間もの地中生活をしているので、昆虫の中でもかなり上位に入る寿命の長さなのだ。さらに、成虫はどうしても屋内では飼育が難しい昆虫なのですぐ死んでしまい、研究も困難ではっきりとしたことは分かっていないが、野外にいる野生のセミは1か月生きるとも言われているらしい。

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ミンミンゼミの死骸。                              アブラゼミの死骸。

セミの成虫が1か月生きるとしても、やはり夏の終わりに、こうしてセミたちの死骸があちこちに転がっているのを見ると「セミの命は儚いものだな」と思わずにはいられない。だからせめて、命を燃やして鳴く彼らをやかましがらずに温かい目で見守りたい。

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上を見上げるとセミの力強い声が響いていた。

セミの羽化を何度も観察して、命の尊さをあらためて知ることができた。素晴らしい夏の体験ができたと思う。自由研究にはもってこいだし、来年の夏はみなさんも次の日が休みだったらぜひオススメしたい。

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ミーンミンミンミンミン・・・眠眠眠眠眠・・zzZZZZ・・・・・

あー疲れた・・・いや、羽化したセミたちの方がもっと疲れていることだろう。君たちのおかげで貴重な体験をできたよ、ありがとう。

あれ以来、夜に団地の公園を通るたび、ついついセミの幼虫がいないか探してしまう。

 

よろしくど-ぞ。

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2010年9月12日 (日)

「サンシャイン国際水族館」が休館する前にまた行ってきた

7月に「水族館の水槽の大掃除を手伝ってきた」という記事を書いたのだが、その時にお世話になったのが「サンシャイン国際水族館」。

その記事の中でも書いたが、「サンシャイン国際水族館」は1978年の開館以来32年という長い間、人々を楽しませてくれた。その歴史に一時休止符を打って、2010年9月1日全館リニューアル工事のため、惜しまれながら一年間の休館に入った。

その休館の前の最後の大型水槽の大掃除ということで、一般の人間にも清掃体験をしてもらおうという催しに僕は参加させていただいた訳だ。

休館してしまう9月1日までに、もう一度行って、7月はじめに自分たちがきれいにした水槽がどのぐらい汚れているかを見てこようと思っていたのだ。

ということで、行ってみた。

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休館の約1週間前だ。来れてよかった。

夏休みだから子供たちでごった返していたよ。

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なんだか寂しいよ。小さい時から何回も来てるからなあ。

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サンシャイン国際水族館に行ったら最初に登場するのがこの水槽。どこの水族館にもある、イワシの廻っている水槽。これが大好きなのよ。このブログのタイトルバナーもこれ。

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スケスケの魚。                          深海に棲むダイオウグソクムシというやつ。

いやあ、やっぱり水族館は楽しいな。色々な生き物がいて、いくつになっても興奮する。

水族館なのに「Zoo-Zoo広場」というところもある。手を伸ばせば触れられるところに動物がいるので、ついつい触りたくなるが、触ってはいけない。

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上を見たらコアリクイが寝てた。

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キツネザルかなんか。                      モルモット。うむ、曇りなき眼(まなこ)だ。

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ぐでーん。フェネック。                     アルマジロは鎧の隙間から毛が出てるんだね。

この時はいろんなイベントが行われていた。

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バードショー!かっこいいね。

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磯の生き物や小動物とのふれあい体験。このウサギの他にイヌザメやリクガメも触る事ができた。

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透明標本の展示。特殊な薬液を使って、筋肉は透明にして骨に染色してあるらしいです。すごいきれい!

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へー、魚だけじゃなく、小型の生き物なら何でもできるんだ。美しいですな。

はっ!!そうだ!自分が大掃除を手伝った水槽がどうなったか見に行くの忘れてた!

 

大掃除した回遊水槽へ

さあ、どうなってるかな・・・

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お、だんだん汚れてきてるね。1か月半ぐらい経つとこのぐらいは汚れてくるんだな。

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排水口のまわりや岩場のふちの方に茶色くコケのような汚れが見える。

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ちなみにこれは7月に清掃した直後の写真。比べてみると、汚れてきていることがわかる。

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「白いサメ」は相変わらず、のんびりマイペース。

よし、汚れ具合も確認できたし、アシカのショーでも観にいくか。

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途中でマンボウに出会った。手の代わりにヒレを振ってくれたよ。元気そうで何よりだ。

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アシカは本当に芸達者。おりこうさんである。バランス感覚も中国雑技団並み。

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アシカは本当に芸達者だ。

大好きな水族館の中でも、この「サンシャイン国際水族館」には一番来ているし、小さい頃から馴染みのある、思い入れの強い水族館だ。そんな「サンシャイン国際水族館」が休館するのはとても寂しいけど、リニューアルして生まれ変わった「サンシャイン国際水族館」にまた来るのがとても楽しみだ。1年後を期待して待っていよう。

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楽しみに待っています。

 

よろしくど-ぞ。

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2010年9月 3日 (金)

ウルトラマン商店街ナビ完全版

僕は小さい頃ウルトラマンが好きだった。

年代的にも全然ウルトラマン世代じゃないのに、なぜかものすごい熱中していた。テレビシリーズはほとんど観ているし、本もオモチャもたくさん持っていた。テレビで放送していなかった「ウルトラQ」(モノクロ映像のやつ)までビデオをレンタルしてもらってきて観るほどのハマりようだった。

僕の世代(昭和57年・58年生まれあたり)はちょうどリアルタイムでウルトラマンが放送していなかったので、再放送で朝6:00ぐらいから放送していたやつを母がビデオに録画しておいてくれて、それを毎日毎日繰り返し観ていたのだ。

朝6:00という早朝の再放送ということもあってか、やはりまわりの友達たちもそこまでウルトラマンにハマっている子はおらず、自分ほどウルトラマンに詳しい友達はまわりにはいなかった。

だが、そんな中、子供向けの雑誌(「テレビマガジン」とか「幼稚園」とか)には毎号ウルトラマン特集があったし、ウルトラマンの解説本(「ウルトラマンのすべて」とか)も本屋にズラっと並んでいた気がする。ニーズがあったという事だ。そう考えると、あの時代にも全国には僕のように、世代じゃないのに早朝のウルトラマンシリーズの再放送を楽しみにしていたウルトラマン愛をもつチビッコがたくさんいたということだ。今更ながら、同志たちがいたんだと思うとうれしい。

そんなチビッコウルトラ戦士の一人だった風太少年も、時は過ぎ、二十余年の歳月を経て、27歳のアラサー戦士になってしまった。

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ここは世田谷区、小田急線沿線の祖師ヶ谷大蔵駅。

この祖師ヶ谷大蔵は円谷プロダクションが設立され、ウルトラマンが生まれた街だ。

そして僕が住んでいるのも、この祖師ヶ谷大蔵である。

この街に暮らして今年で9年目だ。いや、実はこの祖師ヶ谷大蔵には母方の祖父母の家(母の実家)があり、小さい頃からよく遊びに行っていたので祖師ヶ谷歴はもう相当なもんだ。

でも、昔は子供だったのでプロダクションなんて何の事やら興味もなかったし、円谷プロがこの祖師ヶ谷大蔵にあったなんて知らなかったので、祖師ヶ谷に暮らしてからそれを知った時は興奮した。

だが、その円谷プロも2008年2月に閉鎖し、世田谷区の八幡山に移転した。そして祖師ヶ谷大蔵(砧)の旧社屋は取り壊されてしまった。

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取り壊される前に見に行った事があるが、その時もウルトラマンは立っていたよ。写真のまわりの青いのは気にしないでください。後でわかります。

砧にある円谷プロの跡地にも行ってみた。

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立派なマンションが建っていた。ショッキング。           くそう、金さえあれば。

もう知っている人はたくさんいると思うが、この祖師ヶ谷大蔵は数年前から、

「円谷プロダクションが設立され、ウルトラマンが生まれた街 『ウルトラな街』」

として、大々的にウルトラマンをフィーチャーしている。

ふと思った。

小さい頃、まわりの誰よりもウルトラマンを愛していて、ウルトラマンの生まれた地、祖師ヶ谷大蔵にも昔から所縁がある・・・そんな自分にはやらなければならない事があるんじゃないか?

『もう一度立ち上がれ!君はウルトラの戦士なのだから。』

ウルトラの星が僕にささやいた。

そうだ!僕がやらずして誰がやるんだ!みんなにこの『ウルトラな街』を紹介しよう!

シュワーッチ !!!!・・・・・はい。

ということで、前置きが長くなりましたが、本題に入るとしましょう。

先程も書いたが、この祖師ヶ谷大蔵は数年前から『ウルトラな街』として、大々的にウルトラマンをフィーチャーしている。

まず紹介したいのが、そのシンボル。駅前広場にあるウルトラマン像だ。

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ドーン。か、かっこいい。

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遠目から見るとこんな感じ。                   下から撮るとビルぐらい大きく見えるぞ。

ウルトラマンの足元には「ウルトラマン」の主題歌のプレートが!

ウルトラマンの絵の横と下の方に3つ、なんか象形文字みたいなのが書かれている。これは「ウルトラ文字」といってウルトラマンたちが使っている文字なのだ。

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調べてみたら、ウルトラマンの横のやつが「シュワッチ!」で、下の方の3つが左から「あい」「ゆめ」「ひかり」でした。これが読めたらM78星雲に行っても大丈夫だね!

このウルトラマン像の存在だけならみなさん知っていると思うが、実はこのウルトラマン、定刻(長い針が12を指す時)になるとある変化があるのだ!

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定刻になったぞ!・・・で、何が起こるんだ??                 あっ!!!!

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そう、長い針が12を指してから約2分間のあいだだけ、目とカラータイマーが点滅するのである!

駅前広場にはこんなモノまであるぞ。

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なんと交番までウルトラマン!これに気付いたときは腰を抜かしたね。

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案内板もウルトラマン。近くで見ようとしてスペシウム光線に当たらないように気を付けよう。

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かっこいいので、アップも。                   違うタイプの案内板もあるぞ。

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真上から撮りすぎて、何なんだかよく解らなくなってしまったが、これは、車止めのポ-ル。歩道と車道との間に何本も立っています。細部にまでこだわりが感じられるね。

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これはウルトラセブン。他にも何種類かある。        モチーフは科学特捜隊のマーク。

ウルトラマンは駅の構内にもいるのだ。

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改札を入ったところにいた。

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お、怪獣もいるぞ。バルタン星人とギャンゴだな。

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セブンも凛としてていいね。                   怪獣たちの足跡のアップ。レアだ。

ホームに上がってみよう。

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ジャーン!電車からも見えるようになっているのだ。

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大きな看板もあります。ちょっとカブり過ぎた。

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赤バージョンもあるよ。                            アップも載せとこう。

さらには、これからホームに電車がくることを知らせるベルで、上りホームでは「ウルトラマン」の主題歌が、下り線ホームでは「ウルトラセブン」の主題歌がオルゴール調のメロディで流れるというこだわりよう。感激。

これもほとんどの人が知っているだろう、次は駅前から広がる「ウルトラマン商店街」だ。

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商店街中に掲げられているウルトラマン商店街のフラッグ。

実はこの「ウルトラマン商店街」は3つの商店街が合体してできた商店街なのだ。

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上の図でわかりやすく説明すると、

  1. 駅を出て右側(北側)の祖師谷昇進会商店街(通称:北通り)
  2. 駅を出て左側(南側)の祖師谷みなみ商店街(通称:南通り)
  3. 北通りに入ってすぐの所から小田急の線路に沿って成城方面に西へと続く祖師谷商店街(通称:西通り)

本来、通りや区間で組合ごとに管轄があるのだが、もともとあった3つ商店街が組合の垣根を越えて、地域活性のために力を合わせてできた・・・そう、まさに奇跡の絆が生んだ、ウルトラな商店街。それが『ウルトラマン商店街』なのだ!

とか偉そうなことを言っているが、自分は2002年から祖師ヶ谷に暮らしているくせに、いつからか急に祖師ヶ谷の商店街がウルトラマン化していてビックリしたことを思い出したということはウルトラの星には内緒にしておこう。

「ウルトラマン商店街」は2005年4月3日に誕生していたようです。実はこの頃まだシンボルのウルトラマン像は無かったのだ。ウルトラマン像ができたのは翌年の2006年3月19日。

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ウルトラセブンのフラッグもある。他にカネゴンやバルタン星人の物もあった。

ウルトラマン商店街にはウルトラマングッズを扱うお店もある。

まずは、北通りにある和菓子の「やまと家」さん。

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スイマセン、「祖師谷まんじゅう」ののぼりが裏返っちゃってますね。

ここでしか買えない限定商品があるのだ!

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その名も「ウルトラまんじゅう」!カスタード味とチョコ味の2種類。 

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開けてみると、焼印まで押してあった!マニア垂涎!おいしそうでまた垂涎!

そして、西通りにある「カフェ・メロディ」さん。

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いつも、お客さんでにぎわっている。

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オシャレな看板だぜ。                           ご来店お待ちしてます。

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店内に入ってみると、ウルトラマン一色!写真右側のスクリーンにはウルトラマンシリーズのビデオが流してあった。

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ところ狭しと並ぶウルトラマングッズ。商品棚や壁に飾られている絵もウルトラマン。

ウルトラマン商店街限定グッズがこれだ!

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限定500体!シリアルナンバー入り!            商店街のフラッグで作られたエコバッグ!

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商店街限定の根付け!これはタロウ。               ゴモラの顔面オブジェ!

せっかくなので、何か注文することに。

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ん?各テーブルにはノートが置いてあるようだ。           ほう、なるほどね。

自由になんでも書いていいのね。じゃあ、いっちょ書いてみっか!

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シーン。

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ピラフは普通でした。                      エレキング買おうと思ってたのに忘れた!

ウルトラマン像ができたのと同時に、各商店街の出口(入口でもある)にウルトラマンアーチも設置された。下の図のオレンジのやつがアーチです。

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3つのアーチにはそれぞれ別の空飛ぶウルトラマンがいるので、おもしろい。

上の図のAのアーチが「ウルトラマン」だ。

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祖師谷昇進会商店街の出口(入口)にあるアーチにはウルトラマンが待っている。

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うん、カッコイイ。ウルトラマンシリーズ第一作目に登場したのが、この「ウルトラマン」。一番有名だが、実はウルトラ兄弟の中では長男ではなく、二男にあたる。

次に、Bのアーチが「ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)」。

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祖師谷みなみ商店街の出口(入口)にあるアーチではウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)がお出迎え。

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このウルトラマンジャック、みなさん「ウルトラマン」と見分けがつかないかも知れないが、よく見ると、体の赤い部分の外側にもう一本赤いラインが入っているのが見えるだろうか?それで見分けることができるのだ。ちなみにジャックは四男。

そしてCのアーチに「ウルトラマンゾフィー」だ。

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祖師谷商店街の出口(入口)にあるアーチではウルトラマンゾフィーが街を見守っている。

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ウルトラマンゾフィーの見分け方は、肩から胸にかけて丸い突起が並んでいること。このゾフィー、一番聞き慣れない名前だと思うが、実は彼がウルトラ兄弟の長男。宇宙警備隊隊長という偉い立場なのだ。

そして次に紹介するのは、ウルトラマンをモチーフにした祖師谷みなみ商店街のモニュメントとウルトラ街路灯だ。

改札を出て左、祖師谷みなみ商店街に入ってすぐのところにウルトラマンをモチーフにした祖師谷みなみ商店街のモニュメントがある。

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夜になると、上のでっかいカラータイマーが街を照らします。

裏側にまわってみよう。

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祖師谷みなみ商店街のマップとカラータイマー型のボタンがある。

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これを押すのか。よしスイッチオン!                   ピャーー!!!!!!!

そう、このボタンを押すと「ウルトラマン」の主題歌がなんとフルコーラスで流れるのだ!しかも、そのカラータイマーが青く点滅するのだ!豪華絢爛!!!!

裏側にあるというだけで、これは意外と知られていないんじゃないだろうか。

調べによると、カラータイマー型のボタンを1回押すと「ウルトラマン」の主題歌が流れて、2回押すと地元の小学校の校歌が流れるらしいのだが、今は何回押しても「ウルトラマン」の主題歌しか流れなかった。聴いてみたかった。くそう。

このモニュメントからジャックのアーチのところまでウルトラ街路灯が並んでいる。

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ウルトラ街路灯には一本一本フラッグが掲げられているのだ。

このウルトラマン型の街路灯、祖師谷みなみ商店街のこだわりが詰まっている。

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楕円形のライトで目が忠実に表現されていて、シルバーの中に赤のラインが入ってる支柱には、カラータイマー型の小窓が付いている。ウルトラマンそのものだ!

カラータイマー型の小窓の中を覗いてみる。

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夜になるとカラータイマーの中も明かりがつくのでよく見える。中には懐かしい名場面の写真が入っているのだ。これはウルトラマンタロウ、僕が一番好きなウルトラマンだ。ウルトラ兄弟の六男坊。

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写真に登場しているウルトラマンや怪獣の身長や体重など、細かく解説してある。

少し歩くとバルタン星人型の街路灯もある。

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バルタン星人も忠実に再現されている。

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バルタン型の方にもカラータイマー型の小窓が付いて、こちらにはフィギュアが入っているのだ。

祖師谷みなみ商店街にはウルトラマン型の街路灯が48本、バルタン星人型の街路灯は8本並ぶ。これらが完成したのが2009年の3月末・・・知らぬ間にできていたということは円谷プロには黙っておこう。

実は、どちらのデザインも一般公募で募集して決まったらしいのだが、この祖師谷みなみ商店街のウルトラ街路灯建替え事業は2009年11月19日、「第5回東京商店街グランプリ」の活性化事業部門にて、優秀賞を受賞したのだ。ブラボー!あー僕もデザイン応募すればよかった。

さあ、ここまでで紹介した「ウルトラマン像」、「ウルトラマン商店街」、「ウルトラマンアーチ」、「祖師谷みなみ商店街のウルトラマンモニュメントとウルトラ街路灯」は、ほとんどの人が知っているだろう・・・

ここからが『完全版』たる由縁!!!

今回、一番みなさんに紹介したいのは、祖師谷昇進会商店街にある「ウルトラセブン型街路灯」だ!

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ジャーン!!

このウルトラセブン型街路灯、完成したのが2010年3月とできてまだ日が浅いことと、駅から少し距離があることもあって、地元の人間以外にはあまり知られていないのではないだろうか。

というのも、先程はわかりやすいように簡単に説明してしまったが、本当は、駅から出て北通りに進めばすぐに祖師谷昇進会商店街という訳ではなくて、西通りの「ゾフィーのアーチ」から北通りの「祖師谷まちづくりセンター」までは祖師谷商店街振興組合の管轄なので、厳密に言うと祖師谷昇進会商店街は、北通りの「祖師谷まちづくりセンター」から「ウルトラマンのアーチ」までということになります。スイマセンややこしくて。

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つまり上の図のように分けられているのだ。

このことによって、ウルトラセブン型街路灯を知る人は多くはないのである。

駅を出てすぐの祖師谷商店街にはウルトラ街路灯は設置されておらず、古いの街路灯のままだ。

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「祖師谷まちづくりセンター」から駅の方を撮った写真。街路灯がウルトラマンじゃない。

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他の2つの商店街も昔はこれと似たようなやつだった。        西通りもこんな感じ。

北通りをそのまま進んでいくと、「祖師谷まちづくりセンター」という建物の横に、かっこよく赤で塗装されたウルトラセブンの街路灯が見えてくる。そこからが祖師谷昇進会商店街のウルトラ街路灯ロ-ドの始まりだ。

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このウルトラセブンの街路灯からが祖師谷昇進会商店街のウルトラ街路灯ロ-ドの始まりだ。

祖師谷昇進会商店街のウルトラ街路灯は、祖師谷みなみ商店街で好評だった「ウルトラマン型街路灯」に加えて、祖師谷みなみ商店街では「バルタン星人型街路灯」があるように祖師谷昇進会商店街にもオリジナルの街路灯がほしいということで、「ウルトラセブン型街路灯」を採用したのだ。

「ウルトラセブン型街路灯」も祖師谷昇進会商店街のこだわりが詰まっている。

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まずはトレードマークのアイスラッガー。そしてウルトラアイも装着。全身赤で身を包み、肩の甲冑も装飾されている。そしてそして、額にはエメラルドに輝くビームランプまで付いているのだ!(これも夜になるとちゃんと点灯します)あ、鳥肌が。

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ウルトラマン型街路灯は、祖師谷みなみ商店街にあるのと同じタイプだが、違いは、支柱に赤いラインが入っていない事。

ウルトラマン型街路灯が48本、ウルトラセブン型街路灯が7本。祖師谷みなみ商店街と同じようにどちらにもカラータイマー型の小窓が付いていて、中に懐かしい名場面の写真が入っている・・・

と思いきや、それだけにとどまらないのが祖師谷昇進会商店街振興組合だ!

カラータイマー型の小窓の中の写真が、祖師谷まちづくりセンターからウルトラマンのアーチに進むにつれてシリーズが順に古くなっていき、「旧円谷プロ砧社屋」の写真(最初のほうで紹介した写真がそれ)で終わる。そして、空を見上げると、アーチのウルトラマンが、現在、円谷プロの本社ビルのある八幡山に向かって飛び立ち、ウルトラマン商店街とを繋ぐストーリーになっているのだ!じーん・・・完璧だ。

祖師谷みなみ商店街のウルトラ街路灯は細かい解説が書かれていたのに対して、祖師谷昇進会商店街のものは全体を通して物語になっているのだ。うん、甲乙付け難し!

このウルトラセブン型の方は中の写真が「ウルトラセブン」に関連したものだけしか入っていないのが特徴だ。さらには、年4回、中の写真の入れ替えが行われるようだ。素晴らしい。

それでは、祖師谷昇進会商店街オリジナルの「ウルトラセブン型街路灯」全7基をカラータイマー型の小窓の中の写真とともに紹介しよう!

まずはスタート地点、せたがやくるりんバス(祖師谷・成城地域循環路線バス)の「祖師谷まちづくりセンターバス停留所」にある1基目から。

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ウルトラセブンロード、スタート!

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か、かっこよすぎる。額のビームランプからエメリウム光線が出てます。僕は見えてます。

2基目は、けやきロード祖師谷の並びに立っている。

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見えるかな、手前から2本目の赤いのがそうです。

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ガッツ星人だな。分身してセブンを苦しめた手強いやつだ。

3基目は、「ふれあい遊歩道バス停留所」の前にある。

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夕日に染まるセブン。写真左下に停留所があります。

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カプセル怪獣ミクラスだ。カプセル怪獣というのは、普段はカプセルに入っていて、セブンがピンチの時に助けてくれる味方の怪獣。ミクラスの他にウインダムとアギラがいるよ。

4基目は城南信用金庫の駐車場の前に立っている。

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ちなみに、この駐車場の横の道を入って行くと僕の家がある。決して近所だからウルトラセブンの街路灯をえこひいきしている訳ではない。

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これはチブル星人。この大きい頭は知能指数5万という驚愕の頭脳の持ち主である証。

次で5基目だ。「祖師谷五丁目南バス停留所」の横にある。

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今更になって気付いたのだが、なんか、どの写真も同じに見え・・・いや、そんなことはないぞ!がんばれセブン!と風太!ここまできたら全部載せてやる!

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セブンに巻き付いているのがナースという怪獣。僕に巻き付いているのが「街路灯を遠目から撮った写真はいらなかったんじゃないか?」という迷い。

もう6基目なので続行します。「塚戸南バス停留所」の横にあります。

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撮った方向が違うから、少しは違いがでた?・・・・え?あそう・・

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でたっ!!!怪獣がキャタピラの上に乗っている、その名も戦車怪獣「恐竜戦車」!!!!!

いよいよ祖師谷昇進会商店街のウルトラ街路灯ロ-ドもゴール。7基目を見てみよう。

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後ろの方にウルトラマンのアーチが見えるだろうか。ここで祖師谷昇進会商店街もついに終点だ。

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「セブンが死ぬ時!東京は沈没する!」は実はウルトラセブンではなく、「ウルトラマンレオ」の第1話のタイトル。レオとセブンは密接な関係にあるのだ。ちなみに僕はタロウの次にレオが好きです。

商店街を歩いて、中の写真を一つひとつ見ているうちに、おもしろい発見もあった。

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信用金庫の前にあるウルトラマン型街路灯は・・・

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中の写真が「カネゴン」(カネゴンはお金を食べる)だったり、

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祖師谷昇進会商店街振興組合の事務所の前にあるウルトラマン型街路灯は・・・

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中の写真も「作戦指令室」。

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はたまた、祖師谷二丁目地域安全センター(昔は交番だった)の前にあるウルトラマン型街路灯は・・・

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中の写真が、宇宙の平和を守る宇宙警備隊の大隊長である「ウルトラの父」で、

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商店街からはずれたところにある小学校の校門の前に、ポツンと1本だけ立つウルトラマン型街路灯には・・・

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銀十字軍隊長の「ウルトラの母」がいた。これは、こんなところにウルトラ街路灯があるということすら知らなかった。どうやらウルトラの母が子どもたちの安全な登校を優しく見守っているということらしい。

あそび心があって、とてもいい!僕が見つけたもの以外にも、まだこういうおもしろい仕掛けがあるかも知れないので、見つけてみてください。祖師谷昇進会商店街振興組合のこだわりの強さと地域活性の思いには脱帽である。

ちなみに、途中、こんなモノにも出会った。

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一瞬、ウルトラマン関係の何かかと思ったら、消防団の機材格納庫でした。かっこいいけどね。

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ゴミ捨て場の看板に書かれた世田谷区のマーク。これもかっこいい。YAMAHAの音叉マークにも似てるよね。

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祖師ヶ谷大蔵でもう一つ有名なのが、ご存じとんねるずの憲さんの実家、「木梨サイクル」。北通りの「祖師谷まちづくりセンター」の近くにある。・・・これも『ウルトラマン商店街ナビ』という本題からは反れてないからいいよね。

こんな記事を書こうとしている中、偶然にも「そしがや駅前盆おどり」がなんと30年ぶりに復活するという情報が!駅前 !?ということは・・・もしや!!

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はい、行くー!

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という事で行ってみると、30年ぶりに復活というだけあって大盛り上がりだ。ウルトラマンも踊りたい気持ちを抑えて、静かに皆の安全を見守っている。

楽しそうに踊っている人たちの背中を見てみると・・・

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あ!!!!ほとんどの人がウルトラの戦士じゃないか。いいなー、僕も欲しかった。

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左のお母さんが左手の甲を右手のひじにつける格好をしているのがわかるだろうか?これはウルトラセブンの必殺技「ワイドショット」だ。この時流れていた曲は、「ウルトラマン音頭」。この曲にはワイドショットの振り付けが入っているんだね。みんな息はピッタリ。さすがウルトラの戦士。

ふー、疲れた(踊っていないが)。こんな時はコ-ラでも飲みたいもんだね。

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という事で、帰り道の自販機で買ってみた。1本だけ買うつもりが、一番左の「ウルトラマン80(エイティー)」が出るまでやりたくなってつぎ込んでしまった。実はオレンジ色のやつはもう1本出た。

ウルトラマンの記事を書いているうちに、なんだか自分もウルトラマンになったような気がしてきたので、写真を撮ってみた。

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うん。どっちが本物のウルトラマン分からない。

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赤白帽とスプーンだけで、ここまで完璧になるとは・・・・・・ん?

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シーン。

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不審者・・・捕まらなくてよかった。ウルトラマンの背中も怒っているように見えてくる。ごめんなさい。

それにしても、こうしてウルトラマンの事を見つめなおす機会ができたことで、子供の頃のことを思い出すことができて、とてもよかった。懐かしくて、そしてなんだかちょっと切ないこの感じ。

それに再確認できたことはもう一つある。ウルトラマン世代ではなかったのに、ウルトラマンに熱中していた自分のような子供たちがいたということ、それは、やはりウルトラマンは世代を超えて人々を魅了し、新しいウルトラマンは全然解らないけど、どの時代のウルトラマンも必ず、子供たちに愛と正義、夢と勇気を教えてくれるということの証明だ。

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そういえば先日、リニューアル工事の為、一時休館する「サンシャイン国際水族館」に休館前に行った時、ウルトラマンフィスティバルとのコラボ水槽があった。わかりにくいかも知れないが、青い魚がたくさん泳いでいるのが見えるだろうか?そう!ウルトラマンたちが立っているのは水槽の中なのだ!

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最高の組み合わせだぜ。                    あ、ウルトラマンダイナだ。

現代の子供たちもウルトラマンを見て、清らかな心と慈しみの気持ちを持ち、真っ直ぐに成長してほしい。二十数年前の自分はたしかにそうだったと思う。

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ありがとうウルトラマン!

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これを機にウルトラマンのことをもっと勉強して「ウルトラ検定」でも受けてみようかな。

 

よろしくどーぞ。

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2010年7月15日 (木)

水族館の水槽の大掃除を手伝ってきた

吾輩は猫ではない、水族館好きである。

ある日、何の気なしに水族館のホームページを観ていると、サンシャイン国際水族館のホームページに、

『大型水槽の大掃除のお手伝いさん募集』の文字。

よく読んでみると、9月1日からリニューアル工事に伴い、2011年の夏まで約1年間の休館をするらしい。今回はリニューアル工事前の最後の大掃除ということで、一般の人にも体験してもらおうと募集したようだ。

そういえば、水族館の大きい水槽にはすごい数の魚が入っているけど、そんなところの掃除や水換えはどうやっているんだろう。一気に興味がわいてきて、こんな経験なかなかできるもんじゃないぞ、とすぐさま応募!

一般応募人数は5名という狭き門。ダメもとで応募したのだが・・・まさかの当選!!!「ニフティ宝くじ」で当たりが出るのとどちらの方が確率が高いだろうか。

電話で連絡がきて、当日は長靴、着替え、タオル持参で水族館の入口ゲートに集合とのことだ。

サンシャイン国際水族館のホームページに今回の大掃除のことを『大型水槽の落水清掃』と書いてあったので、字面から考えて、水を捨てて中に入って掃除するのだろうということだけは、なんとなく解ったぞ。

コケやらヌメリなどの日々の汚れをガシガシ擦りとってやるぜ!オレにまかせろ!意欲とイメージトレーニングは完璧だ。飼育員さんたちの足手まといにだけはなりたくない。

さあ、いよいよ当日。集合時間の16:30ちょっと前に入口ゲートに到着。この中にいるのか、自分のほかの“選ばれし者たち”は。まだ開館中だから人がたくさんいてわからないよ。

少しすると職員の方が現れて、自然とそこにみんな集合。集まってみると、小学校高学年の男の子と女の子、20代前半ぐらいの女性、と彼女よりももう少し年上の女性、そして僕という幅広い層の面々。

清掃参加メンバーは参加証を渡され、それを首からさげて入場料は払わずに中へ。なんだか水族館の関係者になった気分でうれしい。

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オラ、ワクワクすっぞ !!!!

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今回、清掃のお手伝いをさせていただくのは、フロアマップで説明すると回遊水槽の【亜熱帯の海】の方。

チャチャっと着替えて、今から清掃する水槽の前へ。すると、まだ開館中なので、この水槽ではこの日の最後の回の水中餌付けショーが始まり、清掃参加メンバーも来館客たちに混ざって観ることに。

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ザブーン!ダイバーのお姉さん登場!          そういえば今日は七夕だった。

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ウツボの七夕のお願いは「もっと大きくなりたい!」だそうだが・・・「もう十分大きいねぇ、飼育員のお姉さんがいつもごはんいっぱいくれたから、七夕までにお願い叶えてくれたんだね。よかったねぇ。」とのこと。

この日は7月7日だったので七夕水中餌付けショーもこれが最終日の最後の回だ。観れてよかった。

ショーが終わると、スタッフの方がこれからお手伝いさせていただく落水清掃についての説明をしてくれた。

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この日一日、僕らのお世話をしてくださった丸山さん。やさしいおじさん。実は、この水族館の「動物取扱責任者」という偉い人だ。

説明によると、どうやら、この水槽はドーナッツ状の回遊水槽になっており、中にいる大量の魚たちは別の場所に移すことが難しいので、ドーナッツ状の一部に2枚の防水シャッターを降ろして仕切り、半分にずつに分けて清掃をするようだ。

解りやすく解説すると・・・

  1. 2枚の防水シャッターで分けられた水槽の一方に魚たち全てを追い込み閉じ込める。
  2. もう一方の、魚が入っていない方の水槽の水を抜き、中に降りて清掃をする。
  3. きれいになったら、新しい水を張り、防水シャッターを1枚開けて、今度はきれいになった方に魚を追い込み閉じ込める。
  4. 2と同じように、魚が入っていない方の水槽の水を抜き、中に降りて清掃をする。
  5. 清掃が終わったら、こちらも新しい水を張り、仕切っていた2枚の防水シャッターを開く。
  6. 落水清掃完了。

というようにして行われる。かなり大がかりな作業だ。こんな説明を聞けただけでも参加した甲斐があったというもんだ。腕がなるぜ!

そして作業が始まった。まだ来館客が観ている中、ダイバースーツの飼育員の方々が水槽のなかに入ってきた。

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ちょっと見にくいが、上の写真で説明すると、まずAの防水シャッターが降ろされ、追い込み用の大きなネットを使って4人掛かりで魚たちを追い込んでいく。

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わかるだろうか?大きなネットを壁のようにしてAの防水シャッターのところから、Bの防水シャッター方面にジワジワと魚たちを追い込んでいく。

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ジワジワ・・・ざわ・・ざわ・・・

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ネットめがけて突進してくる魚たちの猛攻。         サメの会心の一撃もガッチリ、ガード。

魚たちをBの防水シャッターまで追い込み、防水シャッターを降ろす。

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「気を付けろ!!!シャッターを降ろすぞ!!」 「ハイッッ!!!」

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ズズズズ・・・ズウゥゥゥゥゥゥンッッ!!!!!・・・「ふぅ、無事、任務完了だ。浮上するぞ!!」 「ハイッッ!!!」

これで魚は「ラッコ側エリア」と書かれた方に閉じ込められた訳だ。

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「閉じ込められたッ!?」 「狭いよ恐いよー!!」 「バカ、落ち着け!!!」

実はこの「ラッコ側エリア」の方は僕たちが来る前に飼育員の方々がもう清掃を終わらせていたので、この時点で、上に書いた手順の3までは終わっているのだ。残るは広い方の「餌付けショー側エリア」ということになる。

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魚たちがいなくなった「餌付けショー側エリア」の水槽。シーン。

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あ、いたのね。

すぐに、これから清掃作業をする「餌付けショー側エリア」の水が抜かれていく。これだけの水が排出されるのには1時間ほどかかるので、その時間を利用して、水族館の裏側の見学ツアーに出発。

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案内してくださるのは引き続き、丸山さん。よろしくお願いします。

まずはサンシャイン国際水族館の目玉とも言えるマンボウの水槽を上から観せてもらった。

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この建物の上に入らせていただいた。

マンボウの水槽は特殊で他の水槽と違い、アクリルガラスの壁のさらに内側にビニール製のシートでカーテンのようにして水槽を一周囲んである。こうしないと、マンボウは壁にぶつかってケガをしてしまうそうだ。彼らはデリケートなのだ。

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ビニール製シートのカーテンで囲ってある。          真剣に話を聞く。

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水面をパシャパシャたたくと上がってくる。かわいいヤツだ。

次に向かったのは「治療室」。

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治療室と言っても、みんなケガをしている訳ではないよ。

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熱帯魚屋さんみたいだが、設備・機材が熱帯魚屋のそれとは一線を画す。

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水族館好きが集まってるので、もうみんな興奮。   薬が入った黄色い水で治療中のすごい顔の魚。

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こんなところでドクターフィッシュ初体験。          うひゃあ!くすぐったいよう!

病気などを治療中の個体はもちろんのこと、稚魚や繁殖活動中の魚、シーズンで登場する魚などがここで待機している。言わば、リザーバー控え室のような感じかな。

続いて、「濾過(ろか)ポンプ室」へ。

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奥には濾過機が並んでいる。

ここにある濾過機で水族館の水槽の水が濾過されているのだ。濾過層の中には砂・砂利・小石が層になって入っていて、その層の中にバクテリアが住んでいるので、上から汚れた水が入ってくると、砂や砂利で濾されながらバクテリアの力で汚れは分解されるという仕組みだ。この砂れきも汚れてくるので、定期的に洗浄される。

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濾過機の内部の模型。                     濾過機のアップ。初号機だな。

特にラッコは水を弾くための細かい毛や油が多いので、ラッコの水槽は濾過が大変だそうだ。

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移動中、階段にさっき追い込みで使ったネットが干してあった。

次に訪れたのは、水族館の現在の状況をコンピューターで管理している部屋。

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画面中央あたりに、ドーナッツ状の水槽が2つあるのがわかるだろうか。その下の方が、これから僕たちが清掃作業をする「6号水槽」だ。

ここでは、水族館の全ての水槽の水温や水質などの現在の状況をリアルタイムで見ることができる。水族館の本部というか核のような場所だ。何か異変が起きると警報が鳴り響くらしい。恐ろしい。

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清掃作業、閉館作業で出払っていて誰もいない。       何か喋ってるよ。

そして、「調餌(ちょうじ)室」へ。

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「調理」じゃなくて、エサだから「調餌」なんだね。

ここで飼育員さんたちは、それぞれ自分の担当の生き物たちへの餌を調理・・・いや調餌する。みなさんそれぞれ、My包丁を持っているらしいよ。料理人みたい。

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ちなみに、みなさんのMy包丁は写真の左下。

冷凍庫や冷蔵庫がたくさん並んでいて、その中でも一番大きいプレハブ型の冷凍庫は中に人が入れるほど大きい。庫内には、普段僕ら人間が食べているのと同じ、イカやアジ、魚の切り身などもあった・・・あー寒い!!!もう出よう!!-20℃はキツい。

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プレハブの巨大冷凍庫・・・さ、寒い!!!           隣にはダイバー装備室があった。かっこいい。

そうこうしている間に、清掃する水槽の水が抜けたという連絡が入る。見学ツアーをしている間に、これから自分が清掃するということなどすっかり忘れて夢中で楽しんでしまったということは丸山さんには内緒にしておこう。

調餌室でヘルメットと軍手、長靴を装着。俄然やる気が沸いてくる。

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参加メンバー用の安全装備。                    装着完了!!!

いざ、大型回遊水槽へ!

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さあ!行くぞ!

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これが展示フロアに上の部分だ。             水槽の上に渡たされた板の上を進む。

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「餌付けショー側エリア」水がほとんどなくなった。       ちなみにこっちは「ラッコ側エリア」。

ハシゴで一人ずつ、水がほとんど無くなった水槽の中へ降りていく。

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行ってくるぜ!

水が無い水槽はまるで別世界。それに水槽の中から外を観るなんて魚になった気分だ。

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左側が水槽の外(電気が消えていて真っ暗だが)、奥側に魚が見えるのはこの水槽に面している回遊水槽の【深い海】の方(7号水槽)。

追い込みの際にウツボなどの細い魚はどうしても網の隙間から出てしまうので、その残った魚をまずは捕獲する。この時、普通の網で捕まえると魚が傷ついてしまう恐れがあるので、ビニールの袋でできた専用の網で水ごと魚をすくい捕るのだ。

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先程から逃走中の犯人もここで、あえなく御用となった。    後ろにあるのがAの防水シャッター。

一匹残らず魚を捕獲したのを確認して、水を完全に抜き、いよいよ清掃作業が始められる。

普段、水族館に行って来館客として外から水槽を観ていても、水槽の底や岩はもともとこういう色なのだろうと思っていて気付かなかったが、こうして改めて見るとかなり汚れているのがわかる(今回はいつもとは観点が違うせいもあるが)。

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上から撮った清掃前の写真。底面の茶色いのが全部汚れ。

後で清掃後の写真と比べると違いがよく判るので、上の写真の汚れ具合を覚えておいていただきたい。この汚れのほとんどが植物プランクトン等の苔類である。やはり来館客に『観せる』水槽なので照明がかなり強いため、その光によって植物プランクトンが増殖してしまうのだそうだ。

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うん、ライトの光が強い。                   言われてみれば確かに汚れている。

デッキブラシで力強く擦っても、汚れはろくに落ちてはくれない。長きにわたって蓄積された汚れは簡単に落ちるもんじゃないな。頑固。

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ダメだ、ぜんぜん落ちない。イメージトレーニングは完璧だったのに・・・くそう。

それがわかったところで、汚れを落とす液剤が登場。なんだそういうものがあるのね。

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上からも、かけ残しがないようにまんべんなくかける。

この液剤は、「次亜塩素酸ソーダ」というものを水で希釈したものだ。「次亜塩素酸ソーダ」なんて難しそうな名前が出てきたが、実は自分たちの生活の中でも普通に使われている「漂白剤」のことである。「キッチンハイター」とかね。

さっそく、その「次亜塩素酸ソーダ」をジョウロで岩場や底面にまんべんなくかけ、またデッキブラシで擦ってみる。すると、みるみる汚れが落ちていく。気持ちがいい。

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ジョウロを使うのだ。                        みるみるキレイになっていく。

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実は岩は裏返すと空っぽで、軽々持てます。      排水口に落ちてたマダラトビエイの歯をもらった。

漂白作業が終わると、飼育員の方がまた何かをジョウロで撒き始めた。今度は、「ハイポ(主成分は「チオ硫酸ナトリウム」)」と呼ばれる塩素中和還元剤を水に溶かしたものだ。金魚などを飼ったことがある人は知っているかも知れないが、小さくて白い氷砂糖みたいな粒のやつが一般的。

これを撒くことによって、「次亜塩素酸ソーダ」の塩素で酸性になっているところを、「ハイポ」の主成分である「チオ硫酸ナトリウム」の還元力によって塩素を還元し中和して、中性にする訳だ。

岩の隙間や細かい部分、かけ残しがないように隅々までかけて中和させる。これがしっかりとできていないと、水を張り、魚を戻した時に魚たちが命を落としてしまうという危険性もあるのだ。落水清掃において、これが一番の気が抜けない責任重大な作業だ。

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こうやって岩の隙間にもしっかりとね。

無事「ハイポ」も撒き終わり、続いては、中和が終わった液剤を水で流す作業だ。

中和したとはいえ、そのままではやはり魚には悪影響なので、ホースを伸ばして細部までしっかりと水で洗い流す。

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上の方もしっかりと・・・うわっつ、自分にかかったぜ。

水で念入りに流し終わると、飼育員の方が何やら岩場からポタポタと落ちる水滴を試験管に採取している。

説明によると、何ヵ所かで水滴を採取して、それを検査薬を使って液剤が残っていないか調べる。その結果が魚に影響のない値であれば、清掃終了で水を張るのだが、もし液剤が残っていた場合、さらに念入りに水で洗い流し、また検査をする。とにかく液剤が完全になくなるまでこれを繰り返す訳だ。魚たちの命がかかっているので徹底している。

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何ヵ所かで採取した水滴。これをこれから検査薬を使って液剤が残っていないか調べる。最後まで気が抜けないのだ。

どうやら検査の結果、一回目の検査で液剤が残っていないことが判明したようだ。ほっ。

とういうことで、無事に落水清掃は終了。・・・疲れた。もうメンバーたちはみんなクタクタだ。

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この子たち2人は小学生。がんばったね、お疲れさん。

この落水清掃は本来、年に4回ほどやるそうだが、今回はリニューアル工事前の最後の大掃除となる。飼育員の方々、ご苦労様でした。

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最後はみんなで記念写真をパチリ。スタッフのみなさんもお疲れ様でした。

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清掃後の写真。キレイになっているのがわかるだろうか。

上の写真は清掃後に、清掃前と同じ場所から撮った写真なのだが、比べてみると清掃前はいかに汚れていたかがよく判る。

排水口のフタを閉じて、注水開始。

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ドドドドドッ!!!!新しい水が注がれていく。

また水を張るのに1時間ほどかかるらしいので、着替えて他の水槽でも観てこよう。

と思ったら、

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ドーン!まさかの展開!

お弁当まで用意していただいてた!至れり尽くせりとはこの事だ。あれ、塩素が目にしみたのかな、涙が出てやがる。

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バーン!とんかつ!                       少しずつ溜まっていく。のんびり待とう。

丸山さんや他のスタッフの方もいっしょに食事。水槽の前でお弁当なんて、最高の気分だね。

食事が終わってもまだ水が一杯にならないので、別の水槽を観にいった。

夜の水族館なんて初めてだよ。ゆらゆらと眠る魚たちもいれば、夜行性で活発に動いている魚もいる。

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たぶん眠ってる。                       ラッコは活発すぎてちゃんと撮れない。

戻ってみると、ちょうど注水作業も終わるところだった。

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おー溜まってる。どうですか?キレイになったでしょ?うっすら白く濁って見えるのは、水を注ぐ時に入ってしまう気泡だそうだ。次の日の朝にはもうクリアな透明になっているらしいよ。

さあ!新しい水も入ったし、あとは防水シャッターを開けるだけだ。

みんな、Bの防水シャッターのところに集まる。

無線で丸山さんに、防水シャッターを開ける準備が整った事が伝えられる。

子供たちは「どの子が一等賞か当てようよ!」「わたし、あの白いサメだと思うよ!」とテンションが上がる。

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魚たちもその空気を察したのか、今や遅しとシャッターの前で待ち構える。女の子が言ってた「白いサメ」は写真下の底にいる斑点模様のやつ。

10秒前からカウントダウンが始まった!

10 !!・・・・5、4、3、2、1っ !!!

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ズズズズズズズズ・・・・・!!!!!

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われ先にと魚たちが飛び出していく。

感動の瞬間、拍手が起こる。

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あれ?・・・・お、おーやっときたよ「白いサメ」。一等賞じゃなかったね、残念。

続いてAの防水シャッターも開けられ、魚たちも気持ちよさそうに回遊をはじめた。予定時間通り、時刻は21:00をまわったところだ。

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ズズズズズ・・・・・!!!!!

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みんな、キレイになった水槽で気持ちよさそうだ。

一方、「ラッコ側エリア」の水槽には、まだ岩の穴に入ったままのウツボたちがポツンと、とり残されていた・・・

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玉置さんが食べていたヤツです。「なーに見てんだよ!!!!」

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「ボスー、なんか向こうが騒がしいですぜ!」      「あーん?俺らには関係のねえこった、寝るぞ!!!

そして最後は、きれいになった水槽の前で、感謝状の授与式が行われた。

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丸山さん、最後までお世話いただき、ありがとうございました。

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キレイになった水槽の前で一枚。今日はとても貴重な体験ができて素晴らしい一日になりました。

今回はとても素晴らしい体験をできました。普段は来館客として外から水槽を観ていますが、違和感もなく、ただただ楽しく観ているばかりでした。ですが、「何も違和感なく観ることができる」ということは、飼育員の方々の日々の清掃や管理があって、はじめてそう見せることができるのではないかと思いました。丸山さんをはじめ、飼育員の方々みなさんの生き物たちへの愛情も感じました。そんな、みなさんと一緒にリニューアル工事前の最後の落水清掃に参加できた事を誇りに思います。

また、今回のように、一般の人間に体験させていただけるという企画はとても素晴らしいものだと思います。特に子供たちにはこういった体験をどんどんしてもらいたいものです。2011年の夏、リニューアル工事を終えた新しいサンシャイン国際水族館にまた訪れたいと思います。

お世話して頂いた丸山さんをはじめ、サンシャイン国際水族館のスタッフの方々、本当に貴重な体験をありがとうございました。

よろしくどーぞ。

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