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2010年7月 2日 (金)

三浦半島金田湾「浜千鳥」で第三回ボート釣り

いやー世間は今、ワールドカップで大盛り上がりですね。

そんな中、僕はというと・・・はい、またボート釣りのレポートでーす・・・「いいんです !!!!

ほらジョン・カビラも、こう言ってますし。

じゃいきますか、はいキックオフ。

今回でボート釣りも3回目、やはりまた平凡な「可もなく不可もなく」的な釣果となるのか、はたまた、ついに夢のマゴチを手にすることができるのか。

『二度あることは三度ある』と言うしなあ・・・いや!『三度目の正直』という言葉もあるぞ!うん、それでいこう!

過去2回のボート釣りで、2回ともマゴチからのアタリすら無いという惨敗を喫しているので、あれから今日の日まで、ポイントやマゴチ攻略法を調べまわって、イメージトレーニングを積んできたのだ・・・ついに見つけたぞ。マゴチ攻略の秘密!

なんと「浜千鳥」のホームページの片隅にひっそりと書いてあったのだ!!!灯台もと暗しとはこの事だ。

『沖にあるイケス群の中でも、正面の真沖よりも、やや左の野球で言うところの左中間から、南風の微風に乗せてアンカー(ボートが流れないように海底に沈める小さいイカリの事)を降ろさずにレフト方向のボッケ根(金田湾にある大きな岩場)まで流して、ボッケ根あたりまでいったら、また元の位置に漕いで戻って、またボッケ根まで流す。この繰り返しだ。』と書いてあった。そして自分は昔、少年野球でライトを守っていたということはどうでもいい。

話が反れたが、その釣法こそがボート釣りの奥義『流し釣り』だ!その技の存在は知っていたが、沖に流されていきそうで恐くてやった事はなかったのよ。これはやってみるしかねえな!!!

ということで、いつもお世話になっている金田湾の「浜千鳥」さんでまたボートを借りることにした。まあ、「いつもお世話になっている」とか常連気取りなことを言っているが、過去に2回利用した事があるだけのぺーぺーだ。

7:00過ぎに「浜千鳥」に到着すると、おかみさんが「あーお兄ちゃん、いらっしゃい。また来てくれたの。」と、最近短いスパンで何度も来ているので覚えていてくれた。うれしい。

貸ボート代、エサのジャリメ代をチャチャっと支払い、貸出し無料のライフジャケット、タモ網、バケツをパパっと手に取る。慣れたもんだ。と、調子に乗っていたら「そのバケツ穴あいてるから漏っちゃうよ」とおかみさんにツッコまれたことは恥ずかしいので自分の胸の中だけにしまっておこう。

(ツッコまれて動揺していたが、何食わぬ顔で)おやじさんにマゴチのポイントを尋ねると、『ボート乗り場の正面の真沖よりも、左の定置網の沖にあるイケス周りだな』だそうだ。自らマゴチ釣りの達人であるおやじさんが言うのだから間違いない。ポイントは予習通りだぜ!!!

そういえば、前回ここへ来たとき、帰りに車で駅まで送ってもらった車内で、おやじさんが『アンカー降ろさず、流しながらマゴチのエサが海底スレスレのとこを這うようにしないとダメだな』と言っていたことも思い出した。家で勉強してきた事の答え合わせができた気がしてうれしかった。

なるほど。いままで、こうしてマゴチが釣れる場所やコツなんかを訊いたことがなかったな。なんで初めから訊いてみなかったんだろう。よし今日はなんかいけそうな気がするぞ。

いつものようにスニーカーで(すいません)勢いよくボートに乗り込み出航。

Dsc03266

日本の夜明けは近いぜよっっ!!!

浅場でマゴチのエサ用のピンギスやメゴチをパパっと数尾釣り上げて、沖のイケス群に一直線。目指すは左中間だ!

Dsc03431

浅場ではこんなヤツも釣れる。ハオコゼ。小さいけど背ビレの棘に猛毒があるので気を付けよう。

左中間にあるイケスに到着。いつもならすぐにアンカーを降ろして、その場で動かずに釣りをしているのだが、今日は違うのだよ!南東からの微風に乗せて流し釣りを開始。狙うはマゴチのみ!!!!・・・すいません、いつものようにキスも釣らせてください。

マゴチ用の竿は置き竿にして、ノーアンカーで流しながら手持ちの竿でシロギスを狙う。常にジワジワと流されているので、置き竿の仕掛けがイケスを海底に係留してあるロープに引っ掛かってテンパったということは誰にも見られていないので自分しか知らない。

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イワシのイケス(前使った画像と同じですみません)。トンビが中のイワシを狙っているね。遠いか。

イケスの近くにいって中を覗いて見ると、水族館のイワシの水槽と同じのように大群になってグルグル廻っていたよ。これを見ているだけで楽しい。

この付近のイケス群はほとんどがイワシのイケスで、このイケスは底が円錐形になっていて小さな穴が空けてあり、弱ったり死んだりしたイワシがそこから海底に落ちる仕組みになっているので、それを求めてイケスの周りにはマゴチやヒラメが集まるという訳だ。・・・と本に書いてありました。はい。

とか勉強の成果を見せている間に、

『ガクンガクンッ!!!!!』

ジワジワ流されて、左の定置網を超えた辺りで、マゴチの置き竿に大きなアタリがきた!!!

その後しばらく待ってみても動きは無し。仕掛けを上げてみると・・・針につけたピンギスが半分になってるぅー!!!!間違いなくマゴチかヒラメかなんかの大物だ。咬みちぎられてるよ。もうアタリがきただけで感激。アタリ、ゲットだぜ!自己記録更新。

なんてテンションが上がったところでボッケ根近くまで流されてきてしまったので、元の位置まで漕いで戻ることにした。勉強してきたことや、アドバイスなどがやっぱり正しかったのだと証明されたようで、うれしくてボートがスイスイ進むよ。

途中で3cmぐらいの何かの稚魚を捕まえた。何の稚魚か判らないので師匠に訊いてみよう。「玉置さん、これ何の稚魚ですか?」

Dsc03444

蝶々みたいで綺麗。「玉置さん、これ何の稚魚ですか?」

左中間まで戻ってきたぞ。さあ釣り再開。今度はマゴチの仕掛けに小さめのメゴチをつけて投入。流し釣りにも慣れてきたので、少し漕ぎながら調節してイケスのスレスレのところを通っていこう。

Dsc03267

今度は頼むぜ受太郎!(また同じ写真ー!)

12:30をまわった頃、キスも晩ごはん分は確保できたことだし、あとはマゴチが掛ってくれれば言う事なしだね。なんて言ってると・・・なんかギリギリと音がする。

後ろを振り返ってみると、

マゴチの置き竿が見たこともないぐらいに曲がり、竿先が海面に突っ込んでいる!

もの凄い力で引っ張られて、リールからラインが「ギリギリギリッ」と強引に出ていく。

竿ごと持っていかれる前に慌てて手に取り、ラインが切られないように慎重に巻いていく。

格闘の末、ようやく水面にまで上がってきたそいつをタモ網に入れてボートの中に取り込んだ。

それは夢にまで見た巨大なマゴチだった。

Dsc03447

まさにモンスター。

Dsc03451

デカ過ぎて、ちょっと恐いぐらい。顔が引きつってるね。

Dsc03449

信じられない・・・まさかの65cm。

イケスのスレスレのところに仕掛けを通していたのが良かったのか、左中間にあるイケスのすぐ近くで釣れてきた。

驚きと興奮で手が震えたが、なんとかマゴチを締め、血抜きをすることができた。

Dsc03454

ぐったり。興奮していたが写真がちゃんと撮れていてよかった。

仕掛けやらラインがぐちゃぐちゃに絡まってしまったんだけど、もう放心状態というか、喜びと感動と興奮でなんか力が抜けてしまって、なかなかほどけない。諦めて、しばらくボーっとしていたら、気付くとかなり北まで流されていた。

慌ててアンカーを降ろして周りを見ると、マゴチに夢中で気付かなかったが、南東からの微風だった風が南西の岸からの逆風に変わり、かなり強くなっていて、海面が波立っている。ボッケ根よりも北まで流されているじゃないか!このままだと岸に戻れなくなりそうだ。

急いで釣り道具を片付けて、出航した浜に向かって漕ぎだすが、浜からの逆風で漕いでも漕いでも少しずつしか進めない。気付いたのが遅すぎたな。注意書きの紙に書いてあった「危ない風」ってこのことか。まさに天国から地獄だ、くそう。

Dsc03468

受付を済ますと渡される注意書きの書かれた紙・・・グシャグシャになっちゃった。

Dsc03470

恐るべし「危ない風」。

焦ったが、漕ぐのを止めるとあっという間に流されるので、とにかく漕いで漕いで漕ぎ続けた。1時間ぐらい漕いで、やっとさっきの定置網のあたりまできた時、天の助けが現れた。

「おーい、もう帰るなら曳(ひ)いてくよー」と、風が変わったので心配した「浜千鳥」のおやじさんがエンジン船で釣り客たちを迎えに来たのだ。

助かった。一時は本当にヤバいと思った。肩がパンパンだぜ。

ボート店に戻って、おかみさんにマゴチを見せると、とても喜んでくれて写真も撮ってくれた。「このお兄ちゃん、ボート3回目でこんなの釣っちゃったよ!」とか「とんだ新入生が出てきたねえ!」とか他の釣り客に、僕の代わりに自慢してくれた。自分の事のように喜んでくれてとてもうれしかった。僕にとって三浦半島の母です。いつもありがとうございます。

(この時撮ってもらった写真と、「三浦半島「浜千鳥」で初めてのボート釣り」の時に撮ってもらった写真も「浜千鳥」さんのホームページの釣果に載っています。6月初旬の事なので、結構遡らないと見れませんが、よろしければどうぞ。)

釣れた直後は混乱していたし、ボートが流されて大変だったので考えられなかったが、帰りの電車でようやくマゴチを釣ったんだという実感がわいてきた。なんか夢が叶った嬉しさと、もう達成してしまったという虚しさで空っぽになってしまった・・・のは一瞬で、ギュウギュウに詰まった重たいクーラーを持ってたら、この魚たちどうやって食べよう・・・・食べきれないかも・・・ってことの方が心配になってきたよ。

とにかく、ビギナーズラックでたまたま釣れただけなのに、「もう達成してしまったという虚しさで空っぽになった」とか生意気なこと言ってないで、ボート釣りの修行、まだまだ精進します。よし、次はヒラメでも目標にするか。

それにしても、今日は、念願のマゴチを釣り上げることができて、記念すべき日になったのと同時に、海の天候の変わりやすさ、海の恐さを身をもって体験した日になりました。みなさんもボート釣りをする時は常に天候の変化に気を配り、その予兆を感じたらすぐに岸に戻るようにしましょう。

Imgp0181

本日の釣果

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ドーン!!!なんかオオサンショウウオみたい。

Dsc03458

マゴチは刺身にしたよ。

次の日は、また刺身と、ちょっともったいないけどムニエルっぽくして食べました。シロギスはいつもの唐揚げ。また写真撮り忘れた。

海の恵みに感謝。

それにしても、料理の盛り付け(写真)が美しくないね。料理の腕も磨かないとな。師匠である玉置さんは料理もうまいんだよ。修行せねば!まずはよく切れる包丁を買おう。

今日はいつも以上に長くなってしまいましたが、お付き合いありがとうございました。

では次回をお楽しみに。

よろしくどーぞ。

 

P.S.

玉置さん、本当にあの稚魚何なのか教えてください。そして、今度一緒に金田湾にマゴチを釣りに行きましょう。

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コメント

初めてコメントさせて頂きます(´∀`)

思わず、読みふけっていましたw
海釣りいいですね☆
堤防釣りしかやったことありませんので
ちょっと憧れます~。
刺身が美味しそうです(゚ー゚)

投稿: shikipapa | 2010年7月 2日 (金) 12時59分

shikipapaさん
ご覧いただき、ありがとうございます。

ボート釣り、楽しいですよ。
マゴチの刺身は最高でした!また釣りたいもんですね。
shikipapaさんもぜひ行ってみて釣ってみてください。

投稿: 風太 Re:shikipapaさんへ | 2010年7月 2日 (金) 13時22分

いまさらかもしれませんが、記事、大変楽しく読ませていただきました。


写真にあった蝶々みたいで綺麗な魚、あれはトビウオの幼魚です。
すでにご存知でしたらすみません。

投稿: 芋焼酎 | 2014年4月22日 (火) 16時46分

マゴチゲットおめでとうございます。命がけの釣行記、楽しく読ませていただきました。お魚が余ったら引き取りますよ(笑)

投稿: ハンター | 2014年7月 3日 (木) 10時41分

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